9/10 三菱UFJストラテジストの藤戸氏の秋相場の見解
5/23の暴落の後、約3ヶ月の間で6/13の12415円と8/28の13188円とで2つのWボトムを入れたため、今後よほど悪材料が出ても13188円を割れることはもうない。この2点底を入れた後は右肩上がりの緩やかな上昇を描き、年末年始までには今年の日経平均は今年の最高値を更新(16000円を上抜ける)してくる可能性が高まった。今後は落ちてきた押し目を拾うスタンスが良い。
復興に加えてオリンピックのインフラ整備という大義名分が整ったので、思い切った公共投資をやっていく可能性がある。
大成建設を4番バッターとして、他、道路・空港整備関わる道路株の前田道路・NIPPO、日本道路、ショーボンドや、羽田・成田の便数拡大に伴い京急電鉄・京成電鉄は要注目。また、空港ビルディング・空港施設などは中長期的にはさらなる上値余地がある。
中国は最悪期を脱出しつつあり、荷動きが活発になって世界景気が回復しつつある中で一番恩恵を受けるのが海運株(特に商船三井)も注目。