7/2 三菱UFJストラテジストの藤戸氏の直近急騰の見解
・例年、6月末は欧米の年金ファンドの中間決算に相当するため、お化粧買いが大量に入って株券が欲しいというより株価を良く見せようとして強ばる時期。
・売買代金は2兆円台と市場エネルギーは大きくなっていないにもかかわらず、実需を伴わず株価だけ上がっている(戻っている)危うい兆候。
・オプションのSQの7/12(金)の前後に上げた分を吐き出す可能性があるので、高値を追うのは危険。買い場というよりむしろ、評価損を抱えていた銘柄の見切り売り(ポジション整理)をする場面。
・業績相場へ移行するまでの過渡期(3ヶ月)の夏の間のBOX相場(1万2500円~1万4500円)の上限を試しに行っているのであって、長期的な上昇トレンドが復活した訳ではない。
・押している時に好業績銘柄を拾うこと。景気回復のアメリカ需要をストレートに受ける大手自動車(トヨタ・富士重工・いすゞ・日野自動車)や電子部品(村田製作所・日東電工)に注目。