バリュー曽我の2億1500万円物語シーズン7
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昨日のお話しでは、
ひふみの直近の1年間の利回りが40%だった事に驚愕して、
××証券へ対面で断るつもりで、
再訪問したとお伝えしました。
再びゴージャスな個室に案内され、
優秀な営業マンは、
淡々とひふみの話を始めました。
「確かに素晴らしい運用利回りですが・・」
数年前のバーナンキショックの時なんか、
20%下がったりしてますので、
株だけで組成されるファンドはリスクが高いですよ。
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確かに・・
順調にひふみの基準価格が右肩上がりになっているのだが、
よくみたら、
一時20%も下がっている時があるじゃないか。
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やはり、その他、チャイナショックやブレグジット等の
株が全面安になる時期は、ひふみと言えども
抗いようがなく下げている。
また、純資産総額が今、ひふみは8000億まで膨らんでいて、
マンモス化し過ぎていて、
これまでの様な運用成果は厳しいですよ。
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その後、他の証券会社の営業マンにも
ひふみの事を聞いたら、
やはり同じ様に、
ひふみが大きくなり過ぎた点を懸念していたのである。
ファンドはマンモス化すると、
小動きが効かなくなる様なのだ。
確かに、中型株が中心の運用だから、
運用額が増えたら大型株の比重を増やさざるを得なくなり、
これまでの様な運用はできない。
現に私自身がそうなのだ。
私がデイトレで運用しきれなくった余剰資金を、
大型株に向けても同じようには稼げないことは、
人一倍よく知っていた。
だからこそ、私の余剰資金を私以外の、
投資信託に預けようと思ったのである。
そうか、ファンドも運用資産額には限度があるのか・・
すっかり、ひふみに心酔していた私は、
冷静さを取り戻し、
××証券のファンドラップを見直すことにした。
確かに株以外の債権ファンドも
ポートフォリオに組んでリスク分散させるべきかもしれない。
これはアセットアロケーションと呼ばれるのもので、
その配分こそがカギを握るのだ。
××証券のファンドラップは100通り以上の
アロケーションの成功モデルを用意しているのが強みとの事。
(この点、大事なポイントなので、
近々セミナーを行う機会があれば、ご説明したいと思います。)
私は優秀な営業マンの説得にうなづきながら、
再度検討し直すことを決め、
帰路についた。
明日は、最終的な投資信託の選択についてお伝えします。
お楽しみに!