プライベートバンクの全貌

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プライベートバンクって何?

数年前まではその存在がごく一部の富裕層以外
知られていませんでしたが、
メディアでたまに記事を見かけるようになってきました。

とはいえ、依然垣根が高いのも事実。
なかなか実態が垣間見えないように情報はクローズされています。

だからこそ、皆さんどんなお宝が隠されているか
関心度が高いはずです。

そこで私のUBS銀行の体験を交えて解説していきます。

総じて、プライベートバンクの役割とは、
包括的な資産運用の提案を行い中長期的な視野に立って、
節税・事業承継・相続対策など含め、
特に資産を減らさない事を重視するお金の番人。

富裕層に仕えるマネーの執事です。

日本ではUBS銀行、クレディスイス銀行が大規模に拠点を構えています。

UBSは2億以上の純資産、クレディスイスは10億円以上の純資産の保有者でないと、口座開設ができません。

まずこれで一般の方は、審査ではじかれておしまいです。

日本の銀行・証券会社ではできないスキームを
保有している分、諸々手数料は高めで、
1億円分商品を購入したら年間200万~300万は
トータルもっていかれる感じです。

ただ、販売手数料よりも預かる総資産残高に対する
年間口座管理費用の方がプライベートバンクの本来的な収益源です。

プライベートバンクでは、日本の証券会社では扱っていない世界の様々な高金利の金融商品を購入でき、購入証券を担保に融資を受けてレバレッジを効かせられるのが特徴です。

以下個別に見ていきます。

①個別銘柄債券で永久劣後債、期限付き劣後債

劣後債は発行体の倒産時に、債務弁済順位が優先債務等と比べて劣後する特約が付いた債券です。つまり、優先債務返済したらすっからかんで全く返済を受けられないリスクがあるという事です。

さらに永久劣後債と呼ばれる、上記の条件に加え、満期が定められおらず、発行体が存在する限りは利息が払われ続けるもので、おおよそ初回コール日に償還されますが、逆に経営が傾き元本が永遠に償還されない可能性をはらんでいます。

当然、そのリスクの分、通常の社債より高利回りで
5%以上の利回りは期待できます。

これら多少リスクがあるけど利回りが高い債券をたくさん集めて、
リスク分散して安定収益を目指すアセットマネジメントoneの
ハイブリッド証券ファンドがあります。

仕組債
株や社債などの金融商品に、デリバティブ(金融派生商品)を組み込んだもので、要は日経225オプションをやって高金利を取りに行くイメージです。

参照指標が一定内の枠で収まっていれば良いのですが、大きく上昇すれば早期償還、大きく下落(ノックイン)すれば巨額損失となります。

そう、高い金利は大元の金融商品からではなく、
オプション取引から生み出すので
それなりのリスクがあるからこその高い金利なのです。

仕組預金(DCD)と呼ばれるものもあり、これは為替にデリバティブを組み込んだもので、預金して預け期間に応じて利息をもらうのですが、例えばドルで高金利の預金をするに際し、満期時の為替レートがあらかじめ設定したレートより円安ならそのまま円で元本、利息を受け取り、円高に振れれば利息は円ですが、元本割れするため元本は円ではなく反対のドルで払い戻されます。これをプライベートバンクから融資を受けて、レバレッジ運用で大きな利息を狙うこともできます。

③ヘッジファンド
様々な金融商品を組み合わせ、マーケットの動きとは別に動き、
買いだけでなく売りから入って絶対収益を狙います。
ファンドマネージャーやシステム影響でで良し悪しが分かれます。

④CoCo債券
偶発転換社債の事で、株価が下がって自己資本比率が一定水準以下になるなど特定の条件を満たすと、株式に強制的に転換される、あるいは元本を削減される性質を持った債券です。債券として買っても、安価な株で償還されて来るかもしれないという事です。CoCo債券もそのリスクの分、通常の社債より高利回りで5%以上の利回りは期待できます。

⑤リパッケージ債
これは外貨建て債券の為替リスクを除くため、
元利金を為替スワップにより円建て債券にリパッケージしたものです。

⑥オフショア生命保険
契約した生命保険を担保にプライベートバンク経由で銀行融資をつけて、契約金額を上乗せして、死亡保険金額を大きくします。

日本で生命保険契約をしてすぐの解約すると、解約返戻金はゼロか、あってもごくわずかというのが一般的ですが、海外ですとその日に解約しても90%以上戻ってくるものもあり、担保価値を高く評価でき自己資金の何倍もの融資が可能となります。(4年も経過すると解約返戻金が原本を上回るので、途中解約するにしても10年もすればかなりのプラスリターンです。)

例えば、死亡保険金が3億の生命保険の契約に当たり、
1億円の保険料一括で払い込んで契約するために
自己資金1500万で残金8500万を融資で賄う様なことができます。

ただ、この融資に対する支払利息は当然少なくないので、
さらにファンドや債券を購入してもらいそこから発生する
受取利息と支払利息を相殺して賄うというスキームがあります。

例えば、利回りの高い海外のハイイールド債券ファンドを5本購入して
リスク分散を図りつつ平均利回り7%の利息を受け取り、それを支払利息に充当したりします。

さらに、この購入した債券にも当然担保価値があるので、そこからさらにプライベートバンクから融資を引き出し追加でハイイールド債を買い増しすれば、その分プラスリターンとなる。

なお、上記のオフショア生命保険のスキームを外して、単にハイイールド債券ファンドをレバレッジ運用するところ所だけ抽出しても、5000万の元金で500万のリターンを狙うことも可能だ。

ただし、債券の発行体や保険会社の経営破綻リスクも考慮するとともに、現状の低金利下ではこのスキームを機能させるのは難しいと思います。

いずれにせよ、これが日本では規制がかけられできない
海外でのレバレッジのパワーです。

⑦証券担保ローン
これは国内の証券会社でも取り扱いがありますが、証券を担保に証券以外の用途に貸し付けられるお金なので、500万の株を担保に300万株を買い増しという用途ではローンは組めません。

ですが、プライベートバンクでは株や債券を担保にそれらの買い増しができるいわるゆるレバレッジを効かせられるローンが組めます。

例えば、8%の利回りの債券を1億円分購入して、それを担保に7%の利回りの債券を4000万円分購入のローンを組んだりできます。ローンの金利が2%だったとしても、差分5%の利回り4000万円分を自分のお金ではないお金で回せます。

他にも、ローンを使って為替リスクを追わずに
外貨建て金融商品を運用することも可能です。

例えば、1億円を担保に同じ1億円分の米ドルの融資を受けられます。
それを元手に高利回り債券・株等を運用することができます。

メリットは、米ドルで借りて返済もそのまま米ドルでするので、
為替リスクを負わない点です。

欠点としては、借り入れドルの金利が購入した金融商品の利回りを超える状態になると逆ざやで金利を負担しなくてはいけなくなります。特に円を入金してもマイナス金利で円で金利を負担するケースもあり、円の金利負担とドルの借り入れ負担と2つの金利負担をして、購入する金融商品でそれを上回る利回りを出せるか判断する必要があります。

<1億円の壁について>

純金融資産が1億円突破すれば、金融機関の対応が変わり、
特別優遇を受けたり、他では紹介されない金融商品が手に入り
資産運用が加速するとある本に書かれていましたが、

プライベートバンクの口座を開設してみて感じたのは、
それなりのリスクを負わないとリターンは望めないこと。

「原資が多ければ多いほどお金を生み出すのが簡単になる。」
と本でも説かれているが、

大きな金額を預けるという事は、
低利回りでもそこそこのキャッシュが手に入るが、
損失もそれに比例して巨額になる恐れがあり、
富裕層が簡単にお金でお金を働かせて
不労所得を満喫できると思ったら大間違いである。

今は株価は戻っているが、コロナショックで保有資産暴落して、
途中、狼狽売りや追証を迫られたりして手放してはいないのだろうか?

それなりのファイナンシャルリテラシーを持ち、
それなりのリスクを背負い勇気をもって
ポジションを取ったものにだけリターンが返ってくる。

それが真実でした。
全然、楽じゃない。簡単じゃない。

巨額のお金を預けて暴落でもしてみなさい。
寝られないですよ。マジで・・


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中原氏の本は、わかりやすく世界経済の現状を分析しているのでファンダメンタルズ分析には欠かせません。

飯田泰之 氏

■明治大学政治経済学部准教授
全部理詰めでわかりやすい。
最近TVでよく見る。

今、話題のピケティ論をまとめてみました。

・資本主義の下では格差は放置すれば拡大する。
・グローバル資本課税を導入すべき。

r(資本収益率)>g(経済成長率)
つまり、資産運用(株・不動産)所得 > 勤労所得

経済成長すれば、格差は縮小すると思われていたが、20世紀はたまたま戦争や恐慌などの特殊要因で経済成長率の方が資本収益率より高かっただけで、実は19世紀以前までは資本収益率の方がずっと高かった。
特に先進国ではこれからは成熟期で経済成長率は鈍化していくので、今後も資本による収益が有利になり、それどころか金融テクノロジーの進化で資本収益率は上昇していく。

なので、ピケティいわく世界各国で資産家に一律で同じ累進課税を適用すべきとのこと。金融資産から負債を引いた純資産に対して国境を越えて累進課税するというもの。つまり、富の再分配の仕組みを構築し、人為的に格差縮小の努力をすべきとのこと。

米国では高所得者トップ10%が国民所得の50%を握っている。
さらに、上位1%が19.3%も握っている。
英国ではトップ10%が40%を握っている。
実は日本もトップ10%が40%弱握っている。

<私が思わずうなずいた「幸運の対価」と呼ばれるピケティの主張>
21世紀になってから大手企業CEOはその経営手腕の対価として年間億単位で稼ぎますが、それが本当に経営能力によるものなのか、たまたま景気が良い時に時運に乗っただけなのかはわからないという見解。

<曽我の見解>
ピケティの主張に反論するわけではないですが、この話、何で今さらというのが第一印象。資産運用(株・不動産)所得 > 勤労所得の構図は、今から15年も前に出版された「金持ち父さん」の4つのクワドラントの中で、経営者・投資家 > 自営業・労働者の構図として既にはっきり示されていましたので。

お陰様で私、正直、富裕層にはなれましたが、あくまで小金持ちで、まだまだ本当に欲しいものがあれもこれも買えるレベルではないです。
個人的には、私は脱サラして親に頼ることなく、自力で投資家へ転身してここまで成り上がってきたので、これから成功の果実を味わいたいというのが本音。
10億ドル(約1000億円)以上の資産を持つ超富裕層が世界に1225人もいるそうなので、手を付けるならまずは超富裕層からお願いします。

アベノミクスの課題

国債を手放した地方銀行は、地元企業に積極融資をしたくても、地元企業に設備投資・事業拡大の需要があまりなく手元で資金を持て余している。かねてからの需給ギャップが懸念される。既存のビジネスモデルでは企業の成長は難しい。規制緩和を実行し参入障壁を軽減し、新たな付加価値のサービスが誕生して地方まで経済が活性化するかが日本経済再生のKEY。

曽我の珠玉の人生の法則

他人の人生の計画に組み込まれるか、自分で人生の計画を立て行動するかのどちらかしかない。
(by ジム・ローン)

人生の10%は何が起こるかで決まる。残りの90%はそれにどう反応するかで決まる。
(by スティーブン・R・コヴィー )

選択することはただ選ぶだけだが、恐ろしい事にその後の行動以上の重みがある。
(by バリュー曽我)

Seize the time ! Live now !
Make now always the most precious time !
Now will never come again !
(スタートレックの一節)

我々は規律を守る苦しみか後悔する苦しみの2つの内いずれか1つに苦しまなければならない。規律は軽く後悔は重い。
(by ジム・ローン)